サツキの思考垂れ流し

気付いたら7年もMinecraftやってた人間のブログです

目的なくつらつら書きます

Minecraftのテクスチャを描く【半自作リソースパック第三回】

※この記事は前回の続きです(あとでそれぞれの回の目次をつくろう)

 今回はSoartex FanverをMinecraft 1.15以降に対応させるべく、幾つかテクスチャを用意しようと思います。ver1.14から1.15へのアップデートで追加されたブロックは主に4つあります。「ハチの巣(Bee nest)」「ハチの巣箱(Beehive」「ハチミツブロック(Honey block)」「ハニカムブロック(Honeycomb block)」です。

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だいたい同じような色味でSoartexっぽくテクスチャを描いていきます。

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 このgifはハチの巣のカラーパレットです。(gifの軽量化のために軽く減色してます)

使うソフト

 以前ブログ用にドット絵を描いたときに使った「EDGE」を使います。(使い方は過去の記事参照)

 キャンパスサイズについてはSoartex Fanverは64x64のテクスチャなので同じく64x64に設定します。

描く

 まずSoartex Fanverを学習しましょう。

 いくつかスクリーンショットを見てみます。

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 グラデーションが特徴的ですね、ビネット的な感じです。木材のテクスチャは他の道具ブロックにも使い回されてるようです。色は淡いものが多い。テクスチャにエグみがない。伝わるかどうかわかりませんが、丁寧に使われてきた骨董品みたいな雰囲気を見て取れます。(以上は全て個人的な感想です)

Minecraftの水の色を変更する【半自作リソースパック第二回】

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※この記事は第一回の続きです

まず見てほしい画像があります。

 

これは「Soartex Fanver」リソースパックをMinecraft 1.14.4に入れて撮ったもの。影modは切ってます。f:id:koubeoosakahukuoka:20200304113101p:plain

そしてこれはMinecraft 1.12.2に入れて撮ったもの、これが本来の見え方。

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 後者のほうがリソースパックの雰囲気にあっている気がしますのでテクスチャをいじってMinecraft 1.14.4(1.13以降)で以前のような色合いに調整してみましょう。

準備

 まず画像編集は全部AviutlでやるのでAviutlをインストールします。他の画像編集ソフトの知識がある人は同じような手順を使い慣れたソフトでやってもらえればと思います。

 Aviutlのインストールについては詳しい動画がニコニコ動画にアップロードされていました、そちらを参考にしてください。AviUtlをインストールする方法 2015 Part1

 また、作業の効率化のためにAviutlの「PNG出力」プラグインを導入することをオススメします。出来合いの確認を頻繁にすることになるので。

 こちらからPNG出力をダウンロードして解凍して中身をAviutlの「plugins」フォルダにブチ込みます。

 次に「Soartex Fanver」の「block」フォルダを開いておいてください。

デモンストレーション

 Minecraftの水のテクスチャに影響を与えるファイルは「block」フォルダ内の「water_flow.png」と「water_still.png」と「water_overlay.png」です。それぞれ、流れている水(flow)、静止している水(still)、ガラスを通して水を外から見たときの見た目等に影響を与えます。

 ではまずAviutlを起動してタイムライン上に「water_flow.png」をドラッグアンドドロップして「読み込むファイルに合わせる」にチェックを入れて読み込みます。読み込んだらさっきの「water_flow.png」より上のレイヤーに「オブジェクト」から「図形」を追加し、種類を背景にします。

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 続けて「water_flow.png」の透明度を70まで上げてみて、Layer 1を非表示にして現在のフレームをアルファPNGで出力します。名前は同じく「water_flow.png」で。

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 そしてMinecraft側で確認してみましょう。

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「water_flow.png」の透明度を79に上げた

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変更前

 これだけでかなり変わったはずです。次は色を変えてみます。

本番

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 次は「water_still.png」に手を加えてみます。

 更に下のレイヤーに背景を追加して透明度30、色のRGBは(120, 96,  0)に設定します。後々のために「water_flow.png」の透明度を65に設定しておきます。

 これで確認してみましょう。

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「water_still.png」の色を変更した

 何もいじってないMinecraft 1.12.2での表示(理想版)

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これは記事の上の方のと同じですね

 今いじってMinecraft 1.14.4で撮ったもの

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/*サイズ調整用キャプション*/


 だいたい同じようなテイストになりましたね、良かった。というかあまりにも違いがないのでスクショ管理してるときにどっちがどっちかわからなくなりました。

 以上の手順で「water_flow.png」の色も変えましょう。(割愛)

理論(ものすごく大雑把な)

 色を知っている人ならば、さっき「water_still.png」をRGB(120, 96,0)に設定したことに少し違和感を感じると思います。

 なぜならばRGB(120,96,0)とは以下の色だからです。
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 水の色がこれだとかなり嫌ですよね....これに青を加算してみます。

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  少しだけ水の色に近づいたと言えなくもな....くもないですね。ここからもうちょっと色を足してみましょう。

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 さっきのものにRGB(  0, 60, 20)を足してみました。するとなんだか求めていた水っぽい色になりました。

 このことから、Minecraftは「water_flow.png(water_still.png)」にRGBの幾らかを加算して描画していることが予想されます。そしてその幾らか加算するRGBの値は「海バイオーム(Ocean)」や「暖かい海(Warm_Ocean)」や「冷たい海(Cold_Ocean)」で変化させているのでしょう。

 私は過去のSoartex Fanverの水の色を再現すべく割とRGBの緑(Green)を多めにしましたので暖かい海バイオームに行くとちょっと緑がきつすぎるように感じました。Minecraftは暖かい海でかなりGreenを加算しているのでしょう。

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 私は基本的に普通の水の色のバイオームで生活しているので暖かい海が緑すぎる問題はとりあえず無視しておきましょうかね~

おわりに

 次回はSoartex FanverがMinecraft1.15またはそれ以降に対応していないので自前で足りないテクスチャを描こうとおもいます。正直あんまり自信ないのですが傾向と対策をバッチリ攻略したら1.15で追加されたブロック(巣箱とかハニーブロック等)はかけそうな気がします。1.16はたしかネザーだったのでそっちはTEX-D2を参考にすればなんとかなりそうですよね。なってくれるといいですね。それでは。

MinecraftPC版(JE)のリソースパックを混ぜる【半自作リソースパック第一回】

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海外リソパの村人がキモすぎて見れなぁああああああああい!!!!!!\ハァン/

と思ったことはありますか?あるはずです。村人に限らずいろんなMobがリアルすぎてちょっと引いてしまいます。

 

 今回は2つのリソースパックを混ぜてそれぞれの気に入ったテクスチャを使ってみたいと思います。混ぜる際にMobのテクスチャをデフォルトに戻してしまいましょう。(開発者様には非常に申し訳ないことをしています、でもいただきます)

今回使用するリソースパック

Soartex Fanver (原作:Soar49's Soartex)

 Download:https://soartex.net/downloads/

 今回はこのリソースパックに入っているテクスチャを大部分使用するので、これを基礎にしてリソースパックを混ぜていきます。

 特徴としては全体的に暖かみのある、小綺麗なで繊細なテクスチャが多いです。でもMobがリアル主義過ぎて怖い。

TEXD2(作者:daigoman)

 Download:https://daigo86kugel.wixsite.com/daigomanprofile/tex-d-tex-d2-texturepack

 全体的に濃い目なリソースパック。渋い雰囲気を出すには丁度いいけど、ちょっと疲れちゃう感じ。今回はネザーラック(Netherrack)とネザークォーツ鉱石(Nether Quartz Ore)と黒曜石(Obsidian)を拝借します。この3つはめっちゃオシャレなのでおすすめです。

混ぜる

 まずSoartex FanverとTEX-D2をダウンロードしてzipファイルを解凍します。すると

Soartex_Fanver\assets\minecraft\texturesの中にだいたいのテクスチャのファイルが入っています

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 今回はSoartex Fanverのネザーラックとネザークォーツ鉱石と黒曜石をTEX-D2のものに置き換えたいので、TEX-D2の方の「block」フォルダの中にある「nether_quartz_ore.png」と「netherrack.png」と「obsidian.png」を選択してコピーします。そしてSoartex Fanverの方の「block」フォルダの中に貼り付けて上書きします。

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落ち着きがある

一部テクスチャをデフォルトのものにする

 Soartex Fanverの鉄ブロックがちょっと重々しいのでMinecraftデフォルトのテクスチャにしてみます。

 Soartex Fanverの「block」フォルダの中の「iron_block.png」を削除します、これで完了です。

生き物の見た目もデフォルトのものにする

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 はい。怖いです.....彼らにはMinecraftデフォルトの姿に戻ってもらいます。

今度は「entity」フォルダの中の....読みにくいものを訳してみました、戻したい物のフォルダを先ほどと同じように削除します。ただしオオカミ、てめーはイヌだ。

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他のリソースパックから気に入ったものを拝借してもいいでしょう。

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デフォルトの安心感たるや

  同様の手順で他のブロックやMobも変更できます。

変更したら最後に

 好きなように編集したら、今回の場合ですと「Soartex_Fanver」フォルダを(C:\Users\*ユーザー名*\Appdata\.minecraft\resourcepacks)の中にブチ込みます。これでMincraftを起動して確認してみましょう。

おわりに

 今回はただ2つのリソースパックを混ぜただけですが次回はSoartex Fanverの水の色を変えてみましょう。Minecraft 1.13のアップデート(Update Aquatic)でMinecraftの水の描画方法が変わり、それに伴いバイオームごとに水の色味が変化するようになりました。暖かい海や湿地はすごく良い雰囲気を醸し出していますが、普通のバイオーム(以前のバージョンで生成されたバイオーム)の水は色が残念な感じになってます。(これもこれで好きだと言う人も多くいるでしょう) しかしながら以前から使っていたリソースパックは軒並み色がおかしくなってしまったのでそれを良い感じにしたいということです。いろいろ書きましたが今回はここまでです。