MacOS15.4 SequoiaでCERN ROOTが起動できない件(一応、解決)
症状と環境
試したことはふたつ
- homebrewからのインストール
- precompiled binaryのインストール
- (と、ソースからのビルド)
環境
- MacBook Air late 2020(M1)
- Mac OS15.4 Sequoia
- 症状発生時期: 2025/04/10 -- 2025/04/11
- 初期化直後から
homebrewからのインストール
homebrewからインストールすれば必要な依存関係もまとめてインストールされる可能性が高い。例外的にXcode Command Line Toolsだけは
xcode-select --install
でインストールすべきだという記事がネットでいくつか見掛けられたので、Xcode Command Line Toolsの再インストールなども含めて実施した。
ROOTのインストール自体は完了しているようだが、ターミナルでrootと叩くと
fatal error: module map file '/Library/Developer/CommandLineTools/SDKs/MacOSX15.sdk/usr/include/c++/v1/std_darwin.modulemap' not found <<< cling interactive line includer >>>: fatal error: module file '/private/tmp/root-20250408-18619-fisguy/root-6.34.08/builddir/lib/std.pcm' not found: module file not found <<< cling interactive line includer >>>: note: imported by module 'Darwin' in '/opt/homebrew/Cellar/root/6.34.08/lib/root/Darwin.pcm' Failed to load module Darwin Module std not found. Failed to load module ROOT_Foundation_C
から始まるエラーメッセージが出てROOTが起動しない。/Library/Developer/CommandLineTools/SDKs/MacOSX15.sdk/usr/include/c++/v1/std_darwin.modulemap が見つからないことがダメならしい。ChatGPT曰く、このファイルはXcode Command Line Toolsのインストール時にここに配置されるらしい。
precompiled binaryからのインストール
homebrewの時と同じエラーメッセージが出て起動できない。
ソースからのビルド
必要そうな依存関係、例えばXcode Command Line Toolsやcmake, python, gsl, fftw, pcre, gitなどの依存関係をインストール後にビルドしようと試みるも、makeの中盤あたりでエラーが出てコケる。
原因(はよく分かんないんだけど、)と解決
エラーが出た原因は不明。解決する前と後との間に試したことを共有する。
llvmのインストール
brew install llvm でllvmをインストールした。
Xcodeのパスのリセット
xcode-select -rとxcode-select --installでXcode関連のパスのリセットを行った。
その直後にソースからのビルドを試すと最後までコケることなくインストールが完了し、ROOTも起動した。
ssh接続でxquartzが立ち上がってくれない問題もついでに
homebrewからxquartzをインストールしたのにssh接続時にROOTのGUIなどが立ち上がらない問題は、再起動したら解決した
膨らんだリチウムイオン電池のたらい回し
一般ごみ収集車のリチウムイオン電池による火災のニュース聞いたことありますかね。リチウムイオン電池は製造メーカーにリサイクル(回収)の義務が課されており、燃えるゴミなんかには出しちゃいけません。
JBRCリサイクル協力店
リチウムイオン電池は「JBRCリサイクル協力店」にて回収してもらえることになっている。近くの店を調べて回収してもらいたいリチウムイオン電池を持って行き、店員さんに見せると即座に「膨らんだリチウムイオン電池は回収できませんのでメーカーに直接お問い合わせください」と言われてしまった...
しかしそのメーカーは...
しかし手元にある膨らんだリチウムイオン電池は「PSP-3000の純正バッテリー」である。あの「カスタマーサポートがゴミ」で名を馳せているSONYに問い合わせなんて死んでもやりたくないと思っていたのである。(のちに前評判ほどは悪くはないことを思い知るのである。)
LINE プレイステーション公式アカウントで解決
半年ほど前に「PSPのバッテリーが膨らんでた」なる趣旨のツイートがバズっていた。リプライ欄ではほぼ同じようなタイミングでバッテリーが膨らんだという報告であふれていた。同じようなタイミングで膨らむバッテリーから、「あの頃のPSPの流行り」に思いを馳せただけであったが、やはり症例がたくさんあるからには解決策もネットにあふれていた。
上記ブログにて
・SONYが送料を負担して
・バッテリーを回収してくれる
・膨らんでいてもOK
という趣旨を得たのでLINEアカウントのトーク欄から「LINEサポート」というタブをタップし、初めはボットとやり取りをする。ボットとのやり取りもある程度良く選択肢が作られており、滞りなくオペレータにつないでもらった。夕方17時を過ぎていたが、10分でオペレータにチャットがつながった。
回収お願いしたらすぐにレタパ送るって言ってくれや
ボットに「PSPのバッテリーが膨らんだため回収をお願いする」旨を書き込んだところ、オペレータはまずリサイクル協力店へ持ち込むことを提案してきた。火災のリスクがあるから協力店が断るのは当たり前であるのでオペレータはまず自主回収を申し出てくれ。(回収してもらっておいて不満垂れるのはこれくらいにしておく)
その後の手順
オペレータにこちらの住所などを送信するとバッテリー郵送用のレターパックを送ってくれることになった。空輸される可能性もあるため、その注意書きなどを記してから郵送するように指示を受け、現在返送用レターパックの到着待ちである。
あとがき
リチウムイオン電池は「膨らんでしまうとメーカーしか回収できない」。あのソニーですらこれくらい寛大な措置を講じているのだから普通のメーカーも同等以上の取り扱いをしてくれるのであろうか。あるいは大企業ならではの送料負担などの寛大な措置なのだろうか。
もし海外メーカーや中小企業のリチウムイオン電池搭載製品の寿命が来てしまうとき、われわれ消費者はとても手間のかかる作業を強いられるのではないのだろうか。
そういったときに「もう山に棄てるしかなくなっちゃったよ(某893ゲームパロ)」が横行して社会問題になってからお国が法律の整備をしてくれるのだろうか。
などと憂えるのである。
快適な家庭用デスクトップパソコンOSとしてのUbuntu環境構築備忘録
Windowsではやりにくい作業をするためにUNIX-likeなOSを使いたいけど、利便性は捨てたくないというワガママな自分向けの備忘録。どうせまたクリーンインストールしたくなる日が来るのだ。
インストール手順
概要
・ISOをUSBに焼いてインスコ
・ただし、言語設定を英語にしないとディレクトリに全角文字が入るっぽい。おい、欠陥OSコラふざけろ
詳細
はじめは言語設定を日本語にしてて、CERN ROOTのインストールのときにコケた。要らぬ手間を省くためにも言語設定は日本語にしておいたほうが良さそう。
キー入力関係
概要
・Mozc(モズク?)
・Realforce 108UHがどうしてもUSキーボードとして認識されてしまう対策
・変換無変換キーにIMEオンオフを割り当てる
・CapsLockとCtrl入れ替える
・AltもCtrlにした方が便利
詳細
Mozc
日本語入力システムMozcをインストール(参考)した。
USキーボードを使っていたときはCtrl+SpaceでIMEのオン/オフをトグルしていたが、やはり使いにくい...ということで結局JISキーボードを使うことに。
変換無変換キーにIMEのオンオフを割り当てるには、3点のアイコン -> Preferences -> Keymap -> Keymap Style -> Customize -> で'Henkan'や'Muhenkan'を'Activate IME'と'Deactivate IME'に割り当てる。

CapsLockとCtrlは入れ替えたほうが良いとは思ってるけど、まだ実践できていない。研究室でずっとMacを使っている関係で、JIS配列のAltキーの場所にはCmdに相当するキーがあって欲しい。Altを押すだけでCtrl+Shiftが入力されるようにでもすれば便利なのかな。
日本語配列の設定
'''setxkbmap jp'''でJIS配列キーマップが適用される。しかしながら、おま環のアレかもしれないけど、Realforce 108UHがどうしても日本語配列キーボードとして認識されてくれない上に、再起動するたびにUS配列に戻っちゃう。
そこで、'/etc/rc.local'に追記することで起動時にJIS配列キーマップが適用されるようにした。
マウス
概要
・RazerSynapseは使えないけど、Windows側で設定変更すればマウス本体のフラッシュに書き込まれてるので、マクロは一応使える
・Ubuntuの設定アプリのUIが秀逸で、マウスのスクロール方向も変更できる
・サードパーティなども探してみるか
詳細
Ubuntuの設定アプリのUIが非常に洗練されていて素晴らしいと感じた。Windowsはんの鮎はカスや。

定期的なユーティリティ関係
・Discord自動アップデート
WindowsとかMacだったらDiscordは起動時に(割と時間がかかるけど)自動アップデートしてくれるが、Ubuntuだとdebのダウンロードを促すことしかしてくれない。めんどうだから、'wget https://discord.com/api/download/stable\?platform\=linux\&format\=deb -O /tmp/discord-update.deb && sudo apt install -y /tmp/discord-update.deb'で自動アップデートしてもらう。(参考)
CERN ROOT
・公式の説明どおりにビルドしたら通る
LaTeXビルド、編集環境
概要
・Mac向けとして書かれた記事がそのまま使えた
・ただし、フルパッケージでインストールしたほうが良い
詳細
aptでインストールすると一部依存パッケージがかなり古いという言説もあるけど、とりあえず
sudo apt install texlive-full
する。こちらの記事を参考にして、.latexmkrcの設定とVSCodeの設定を行った。
Google Chromeの設定
・PDFビューアの変更、Adobe Acrobat Reader使いにくいんだよね。
詳細
Chromeの拡張機能の一覧からAdobe Acrobatを削除する。これだけでOK。
できていないこと
・DVDドライブ、Apple USB SuperDriveのドライバ当てる
・そもそも対応されてないけど、Steamで遊べないゲームが多い
・iCloud DriveもしくはOnedriveのマウント
・Apple LED Cinema Displayの明るさ変更