快適な家庭用デスクトップパソコンOSとしてのUbuntu環境構築備忘録
Windowsではやりにくい作業をするためにUNIX-likeなOSを使いたいけど、利便性は捨てたくないというワガママな自分向けの備忘録。どうせまたクリーンインストールしたくなる日が来るのだ。
インストール手順
概要
・ISOをUSBに焼いてインスコ
・ただし、言語設定を英語にしないとディレクトリに全角文字が入るっぽい。おい、欠陥OSコラふざけろ
詳細
はじめは言語設定を日本語にしてて、CERN ROOTのインストールのときにコケた。要らぬ手間を省くためにも言語設定は日本語にしておいたほうが良さそう。
キー入力関係
概要
・Mozc(モズク?)
・Realforce 108UHがどうしてもUSキーボードとして認識されてしまう対策
・変換無変換キーにIMEオンオフを割り当てる
・CapsLockとCtrl入れ替える
・AltもCtrlにした方が便利
詳細
Mozc
日本語入力システムMozcをインストール(参考)した。
USキーボードを使っていたときはCtrl+SpaceでIMEのオン/オフをトグルしていたが、やはり使いにくい...ということで結局JISキーボードを使うことに。
変換無変換キーにIMEのオンオフを割り当てるには、3点のアイコン -> Preferences -> Keymap -> Keymap Style -> Customize -> で'Henkan'や'Muhenkan'を'Activate IME'と'Deactivate IME'に割り当てる。

CapsLockとCtrlは入れ替えたほうが良いとは思ってるけど、まだ実践できていない。研究室でずっとMacを使っている関係で、JIS配列のAltキーの場所にはCmdに相当するキーがあって欲しい。Altを押すだけでCtrl+Shiftが入力されるようにでもすれば便利なのかな。
日本語配列の設定
'''setxkbmap jp'''でJIS配列キーマップが適用される。しかしながら、おま環のアレかもしれないけど、Realforce 108UHがどうしても日本語配列キーボードとして認識されてくれない上に、再起動するたびにUS配列に戻っちゃう。
そこで、'/etc/rc.local'に追記することで起動時にJIS配列キーマップが適用されるようにした。
マウス
概要
・RazerSynapseは使えないけど、Windows側で設定変更すればマウス本体のフラッシュに書き込まれてるので、マクロは一応使える
・Ubuntuの設定アプリのUIが秀逸で、マウスのスクロール方向も変更できる
・サードパーティなども探してみるか
詳細
Ubuntuの設定アプリのUIが非常に洗練されていて素晴らしいと感じた。Windowsはんの鮎はカスや。

定期的なユーティリティ関係
・Discord自動アップデート
WindowsとかMacだったらDiscordは起動時に(割と時間がかかるけど)自動アップデートしてくれるが、Ubuntuだとdebのダウンロードを促すことしかしてくれない。めんどうだから、'wget https://discord.com/api/download/stable\?platform\=linux\&format\=deb -O /tmp/discord-update.deb && sudo apt install -y /tmp/discord-update.deb'で自動アップデートしてもらう。(参考)
CERN ROOT
・公式の説明どおりにビルドしたら通る
LaTeXビルド、編集環境
概要
・Mac向けとして書かれた記事がそのまま使えた
・ただし、フルパッケージでインストールしたほうが良い
詳細
aptでインストールすると一部依存パッケージがかなり古いという言説もあるけど、とりあえず
sudo apt install texlive-full
する。こちらの記事を参考にして、.latexmkrcの設定とVSCodeの設定を行った。
Google Chromeの設定
・PDFビューアの変更、Adobe Acrobat Reader使いにくいんだよね。
詳細
Chromeの拡張機能の一覧からAdobe Acrobatを削除する。これだけでOK。
できていないこと
・DVDドライブ、Apple USB SuperDriveのドライバ当てる
・そもそも対応されてないけど、Steamで遊べないゲームが多い
・iCloud DriveもしくはOnedriveのマウント
・Apple LED Cinema Displayの明るさ変更