50cc原付で夜の暗峠を踏破することはできるのか
結果から言うと可能ではあったが心に傷を負った
今日は空気が澄んでいることを昼の間に気づいたので思いついたころには独りで外環状線(国道170号線)をお巡りさんに気を付けながらかっ飛ばしていた。
前回昼間にロケハンに行ったときにはほぼずっと一速フルスロットルで登ってエンジンが焦げ臭くなったので今日は安全も兼ねてちょっと控えめで登った。暗峠は月あかりさえも遮断する暗闇なのでヘッドライトは登りハイビーム、下りロービームにするとよく見えた。明るいときにどれほどの道か確かめたので少し安心感があったが、初見であの道を行くのは絶対にやめておいたほうが良い。やたら細くてやたら勾配がキツく、やたら暗い峠道を一人で行くのは私には無理だっただろう。
石畳を抜けた駐車スペースには少し車が停まっていた。
単2電池を二本も使うめっちゃ明るい懐中電灯を持って行ったのでナイトハイクの妨げは自分の日ごろの運動不足だけであった。ずっと一人でだったので途中で下ってくる人にあいさつをしたときにやっと自分の存在に気づいた。
午後10時ごろゼェゼェ言いながらぼくらの広場に着いたとき、それに気づいた。一面に広がる満月より明るい光の平野と、なんだかやたら男女でイチャイチャしてる人間が多いことに。
展望台には少し順番待ちの列ができていたがその中でソロは私だけであった。クソ...
次回からは野郎でもいいので誰か連れて行こうと思った。
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念願のSR400を買ってしまった
1年半くらい前、実質的な不登校でガッツリ引きこもりをしているときにYouTubeで某野宿キャンプツーリング系YouTuberの動画を見てバイクに興味を持ち、ネットでいろいろ調べてるときにSR400を見てびっくりしちゃうくらいかっこいいなって思った。
で、2021年2月11日、大阪府の蛍池にあるGARAGE 21というバイク屋さんで2005年式の赤色(カタログだとダルレッドメタリックD)を買いました。今回はバイクについてちょっと書こうと思います。
買ったバイクについて
まず、本体価格と登録費用等の諸費用は合わせて40万8000円でした。マジのめちゃめちゃ大きい買い物です。
車体の状態については、タイヤ前後新品(IRCのGSシリーズ)で外装が年式にしては綺麗でしたがマフラーに擦り傷がありました。シートに座った状態でもキックでエンジンが簡単にかかるくらいエンジンの掛かりが良かったですがタペット調整が必要なくらいシリンダーヘッドから高い音が出ていました。もしも納車整備の時点でタペット調整していただけたら当分はほかに整備は不要な感じでした。してくれてなかったら納車したらすぐにタペット調整してそれも記事にしようかな。
SR400は2008年モデルまではFIではなくキャブレター式です、買ったSR400もキャブレター式です。キャブレター式は冬場はエンジンがかかりにくかったり燃費が悪かったりします。だがそれが良い。エンジンのかかりが悪くて困ることなんてありませんからね、もはやかわいいまであります。
維持費について
バイクの維持費は大きく分けて①整備費②保険代の2つに分かれると考えています。それぞれ考えてみます。
①整備費
バイクの整備費は根気によってかなり大小分かれると思います。消耗品の交換にしても部品代なんて工賃に比べると本当に小さいものです。参考としてグーバイクより「バイクの各種交換部品の工賃・費用の相場や目安とは」から引用して以下に示す。一つ注意して欲しいことがあります、それは以下に示すものはすべて「工賃のみ」である。(例えばタイヤ本体費やエンジンオイル代は含まれないということだ)
・タイヤ交換
フロント3180円、リア3720円
・エンジンオイル交換
1000円~
・チェーン交換
2500円~
細かい頻度や目安は先のリンクを参照してほしい。
②保険代
保険代は自賠責保険料(法定義務)と任意保険料が含まれます。よほどの事情が無い限りどちらも加入しておかなければなりません。
バイクの自賠責保険料は安いです。しかし、補償額も安いです。対人事故等、高額の賠償はできません。例えば死亡事故で上限3000万円までしか補償できません。詳しくは以下のリンクでよくまとめられてます。
任意保険はめっちゃ高額です。満20歳以下だと大雑把に言って月額1万円ちょっとです。1年間だと12万円を超えてきます。バイクの排気量によっても変わってきますが。21歳を迎えるとだいたい15%ほど安くなりますがそれでも高いです。
その他にかかるお金について
上に書いた以外でお金がかかると言えば、高速道路料金とカスタム代です。
高速道路料金
高速道路料金はETC有/無によってかなり料金が違うのは割と知られていることですが、実は高速道路料金は車の種別によって料金が変わります。車体重量による道路の劣化の大きさで変わったり、ほかには例えば荷物を短時間で運びたいトラックは高速道路をたくさん利用するので高速道路料金は高くなります。料金は軽自動車/普通車/中型車/大型車/特大車の5種に分けられます。例えば大阪でいうと阪神高速の料金表はこのようになっています。
うん、けっこう納得の料金設定だ。あれ、バイクの区分が無いぞ?
...はい、バイクは料金で言うと軽自動車に分類されています。(2021年2月時点)
非常に不当な扱いを受けていますが実態はそうなっています。
しかしながら朗報があります。確実に実現すると決まったわけではないですがバイクの高速道路料金が普通車の半額に値下げされる方向で議論が進んでるそうです。(出典)
カスタム代
カスタム代は人それぞれだと思います。先に書いたETCはETC割引で簡単に元を取れるのでつける人が多いそうです。(でもバイクのETC取付は工賃が高めに設定されてます....ネイキッドバイクで8千円くらい。)
終わり
まとめ。保険がめっちゃ高い!バイク屋に頼んだら工賃が高い!そんな感じです。
納車まで結構期間があるから我慢できずにこんな感じで記事書いちゃった。最近は教習所が混んでるそうで、私が教習所に入所できるのは3月の末らしいです(もう泣きそう)
発売当時のカタログ・プレスリリース
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2005/0214/sr400.htmlプレスリリース
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2015/04/sr400-2005.htmlカタログ
50cc原付で暗峠を越えられるのだろうか【実践】
結論から言うと、それは可能であった。
2021年2月20日、お昼ご飯を食べたあとにその日の天気が良かったので思い立って暗峠へスーパーカブ50を走らせました。
懸念点は2つありました。一つ目はスーパーカブ50のトルクで暗峠の勾配を登りきることができるのか、もう一つは暗峠から夜景を見るための「ぼくたちの広場」へは徒歩で簡単にアクセスできるのかということでした。
どちらも割と容易でした。しかしそれは昼間に登ったからだったかもしれない。かなり見通しの悪くてずっと急こう配の坂を夜間に登るのはかなり注意が必要だと思いました。「ぼくたちの広場」へのハイキングコースは当たり前だが電灯は無くて、たぶんスマホのフラッシュライト程度ではいろんなところで足を踏み外して滑落すると思う。光量の大きくて、両手が空くライトは夜登るには必要だと思った。
そして、バイクや車を駐車しておく場所についてですが大阪側から石畳を抜けて数十メートルのところに駐車スペースがあって他の方もそこに停めていました。
以下フォトギャラリー。